「何がしたいかわからない」という相談は、キャリアの文脈でよく聞きます。でも多くの場合、問題は「やりたいことがない」のではなく「自分が何を大切にしているかが言語化されていない」ことにあります。
価値観とは何か ¶
価値観とは、「これがあれば仕事を続けられる」「これがないと長続きしない」という条件のことです。たとえば「自分のペースで働けること」「人の役に立っている実感があること」「専門性を深められること」など。これは人によって違いますし、年齢や状況によっても変わります。
価値観が言語化されていないと何が起きるか ¶
価値観が言語化されていないと、転職先を選ぶときに「給与」「知名度」「安定性」といった外側の条件だけで判断しがちになります。その結果、転職後に「なんか違う」という感覚が生まれることがあります。外側の条件が良くても、自分の価値観と合っていなければ、長続きしないことが多いです。
整理の方法 ¶
価値観を整理する方法はいくつかありますが、私たちがセッションでよく使うのは「過去に充実していた時期を振り返る」アプローチです。「あのとき何がよかったのか」を具体的に掘り下げていくと、自分が大切にしていることが見えてきます。当事務所の自己整理ワークシートにも、このプロセスが含まれています。
価値観の整理はゴールではない ¶
価値観が明確になっても、それだけでキャリアの問題が解決するわけではありません。でも、判断の基準ができることで、選択肢を比較するときの軸が生まれます。「この選択肢は自分の価値観に合っているか」という問いが立てられるようになると、判断の質が変わります。
価値観の整理は、一人でやると行き詰まることがあります。外部の視点を借りながら進めたい方は、資料・プログラム一覧からワークシートをご請求いただくか、初回相談をご利用ください。